ストレスから腰痛ってなる?
「腰痛は<怒り>である」という本をご存知でしょうか。
ニューヨーク大学のサーノ博士のTMS理論を分かりやすく解説した本で、腰痛の原因は椎間板ヘルニアや背骨のゆがみなどの身体的なものではなく、抑圧された怒りという心理的なものであるとされています。
この本の著者によれば、TMS理論をしっかりと理解し受け入れることで、95%の確立で腰痛が完治するということです。
腰痛に悩んでいる方にとっては、まさに天の助けのような話ですよね。
確かに「病は気から」という言葉もありますし、精神的なストレスが体に悪影響を及ぼすというのは事実でしょう。
その原因となるストレスを、「抑圧された怒りである」とするところが、この本の特徴的な部分です。
単純に言えばこの本では、腰痛の原因である「怒り」を心の中から取り除くことで、腰痛が完治すると謳っているわけですが、さて、肝心なその効果の程はイカホドか?
……ということになりますが、これがまた体験した人の意見はいろいろで、実際に試してみないことには何ともいえない、というところのようです。
とはいっても病院に通う必要が無いので治療費も必要ありませんし、本自体は高価なものではありません。
内容もQ&A形式で分かりやすいものになっていますので、腰痛でお悩みの方には一読の価値はあるでしょう。
インターネット等を利用して体験者の声を見てみると、「本当にウソのように治った!」という方もいますので、「ダメもとで読んでみようかな」くらいの気持ちでチャレンジしてみると良いと思います。
その結果、「本当に治った!」ということになれば、言うことは無いですよね。
「怒る」ことは決して健康に良いことではありません。
また、つまらないことでいちいち腹を立てる人というのは、人間関係にも苦労するものです。
もし腰痛に効果が無かったとしても、この本を読むことで「腹を立てる」ことが減れば、それはそれで有益だったと思えるかもしれませんね。
ストレスから腰痛ってなる?でした。