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生理で腰痛はつらいけど…


生理中に腰痛になるという人がいます。
これは「月経困難症」と呼ばれる症状の一つで、生理が始まると服薬や治療を必要とするほど強い腰痛・下腹部痛などが起こります。


ひどいケースでは下半身が痙攣を起したり、重い腰痛が背中まで広がることもあります。
生理が終わると症状も治まりますが、毎月のことですので、そのストレスは大変なものです。


十代に見られる月経困難症は、体の機能が成熟していないことが原因であると考えられています。
思春期によく見られ、体が成熟するにつれて症状も改善します。


但し、子宮や内臓、骨盤などに痛みの原因がある場合には、月経困難症は深刻な病気となります。
痛みも強くなり、鎮痛剤が効かないほどの腰痛を経験することもあります。


こういった場合には、子宮筋腫、子宮内膜症といった病気が隠れている可能性もあり、症状は年々悪化します。
放っておいて治るものではないので、異変を感じたら早い段階で婦人科を受診しましょう


生理中の腰痛には、様々な原因があり、症状が軽いからといって素人判断で放っておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあります。


生理は女性が子供を儲けるための大切なシステムですから、これに異変があるというのは大変なことです。


我慢できないほどの痛みではないからといって、重い生理痛や腰痛があっても鎮痛剤を飲んでやり過ごしてしまう、という生活を続けていると、不妊症や重大な病気に繋がってしまうこともありますので、少しでも不安のある方は速やかに婦人科を受診するようにしてください。


特に生理時の下腹部痛や腰痛が年々ひどくなる、と言う場合には、内臓の病気が疑われるケースが多いので、早めに医療機関を受診しましょう。

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