腰痛と腎臓 病気かな?と思ったら…
腎臓の病気が原因で腰痛を起す場合があります。
これは腎臓から繋がる神経と腰から繋がる神経が同じルートを共有しているためで、腎臓に問題が生じることで腰にコリを感じるのです。
しかし、だからといって腰に痛みを感じるたびに腎臓の病気を疑って内科を受診する、というのも現実的に考えて無理がありますよね。
そこでここでは、自分で簡単にできる腎臓の病気と単なる腰痛の見分け方を紹介したいと思います。
まず、足を肩幅に開き、まっすぐに立ちます。
次に両腕を前に出し、その場で大きくジャンプします。
このとき、体に衝撃が伝わるよう、かかとから着地するのがポイントです。
着地の際に腰の奥の方に響くような痛みを感じたら、腎臓にトラブルが生じている可能性がありますので、速やかに内科を受診することをお勧めします。
この方法は、特に腰に問題の無い人が腎臓の状態を確かめたい場合にも有効です。
但し、腰痛が単なる腰の問題だった場合、この方法を試すことで症状を悪化させてしまうことがありますので、十分い注意しながら行うことが大切です。
腎臓に関連した病気・症状にはいろいろなものがあり、中には自覚症状が出にくいものもあります。
早期の発見が大切ですので、腎臓からのサインを見逃さないよう、注意が必要です。
●ネフローゼ
大量の蛋白尿が出る状態。
放っておくと腎不全を起すケースもあります。
●糖尿病性腎症
糖尿病の合併症のひとつ。
蛋白尿が出ます。
●腎硬化症
腎臓の血管が動脈硬化をお越し、腎臓の働きが悪くなります。
●急性腎炎症候群
細菌感染をした数週間後に、突然蛋白尿や血尿が出ます。
●慢性腎炎
発症の時期ははっきりわからず、1年以上にわたり蛋白尿や血尿が続きます。
腰痛と腎臓 病気かな?と思ったら…でした。