リハビリテーションで腰痛は治る
腰痛を起した際、筋肉が炎症を起している急性期といわれる間は安静を保たなければなりません。
この時期に無理をしてしまうと、筋肉へのダメージが増し、回復を遅らせてしまうからです。
但し、2~3日経って炎症が軽くなったら、徐々にリハビリテーションを開始する必要があります。
急な腰痛による激しい痛みを体験すると、体を動かすことが怖くなり、必要以上に長い間体を休めてしまうことがよくあります。
しかし、長期間横になっているとかえって背骨に負担をかけてしまいますし、全身の筋肉もどんどん柔軟性を失い、弱くなっていきます。
リハビリテーションを開始する目安は、横になって安静にしている時の痛みが鈍痛のみとなった状態です。
体を動かさなければ鋭い痛みを感じない、というところまで回復したら、筋肉の炎症は治まったものと考えてよいということです。
さてそれでは、痛みも治まってきたことだし、そろそろリハビリテーションを始めようかな……
どうやって?? ということになりますよね。
腰痛を起した際に医療機関にかかっている場合には、医師の勧めるとおりにリハビリテーションを行うことになります。
しかし、医者にかからず自宅で安静にすることで回復した場合、リハビリも自分で計画しなくてはなりません。
「素人には無理なんじゃ……」と思う方もいるかもしれませんが、リハビリといってもさほど難しく考えることはありません。
少しずつ体を動かして、日常生活に復帰できるところまで持っていければ良いのです。
まずは簡単なストレッチから始めてみましょう。
ちなみに、腰痛のリハビリは就寝前と起床後に行うのが一番効果的とのことです。
リハビリテーションで腰痛は治るについてでした。