腰痛とスポーツの不思議な関係
スポーツが原因で腰痛を起すことがあります。
どんなスポーツでも急に行わず、事前にしっかりとストレッチをすることが大切ですが、特に注意しなくてはならないのは腰への負担の大きいゴルフ・テニス・野球・柔道などです。
これらのスポーツが原因で腰痛になると、安静にすることでその時は回復しても、同じスポーツを行うことで再発しやすくなります。
かといって好きなスポーツを止めるというのは辛いものですし、運動不足になってしまってはかえって健康を害することになります。
腰痛を予防しつつ好きなスポーツを楽しむために、できることはないのでしょうか。
まず大切なのは、十分なストレッチです。
スポーツをすると、筋肉を使います。
激しく使った筋肉は硬くなり、弾力性を失うためにダメージに弱くなります。
その結果腰痛が起こりやすくなるというわけです。
ですので、スポーツを始める前のストレッチは非常に大切になってきます。
できればじっくりと、10~20分くらいの時間を使って筋肉をほぐしましょう。
更にスポーツをした後の硬くなった筋肉をよくほぐしておくのも大切なことです。
硬くなったまま放置された筋肉は、劣化しやすくなります。
酷使した後にはなるべく早く休ませてやらなければなりません。
始める前と同様、10~20分くらいの時間をかけてしっかりとストレッチしましょう。
それでも腰痛になってしまった場合、できるスポーツは限られています。
慢性的な腰痛の場合、ある程度筋肉を動かすことが筋力低下を防ぎ、症状の改善に効果的なこともありますので、腰に負担をかけない種類のものを選び積極的に行いましょう。
激しい痛みが無ければ、ウォーキング・水中ウォーキング・水泳・軽いジョギングなどがお勧めです。
腰痛とスポーツの不思議な関係でした。