腰痛や坐骨神経痛の治療方法として取り入れられていることには様々な種類がありますが、まずはとにかく精密検査が必要になります。
自分では腰痛や坐骨神経痛だと思っていたのに実は全く違う病院が原因だったという話も珍しくはありません。
治療方法としては、最初に整形外科で精密検査をしてもらい、腰痛や坐骨神経痛だと判断されてから考えていくことになるでしょう。
専門の機械が使えないところで診断してもらったものは万が一間違えていると大変なので、最初はちゃんと病院で診断してもらうのがおすすめです。
外科に行くからといって、最初から手術を検討しなければならないというわけではありません。
一般的な症状であれば、治療方法として取られるのは「温存療法」と呼ばれるものです。
これはひとまず様子を見るということですね。
痛みが酷いのに温存療法しか選択してくれない、と不満に思ってしまう人もいるかもしれませんが、腰痛や坐骨神経痛の基本は安静にしていることです。
そして症状が落ち着いてきたら(炎症が静まってきたら)リハビリや運動を取り入れていく治療方法が一般的です。
ただ、症状によっては手術でしか痛みの改善が望めない場合もあります。
その場合は腰痛や坐骨神経痛の手術経験が証明されている病院に相談したほうがいいでしょう。
もしかしたら治療方法として手術以外に選択出来るものがあるかもしれないので、他の選択肢がないのか確認してみたほうがいいかもしれません。
実際にすぐに手術で解決したがるお医者さんもいるので覚えておいた方が良いでしょう。
坐骨神経痛や腰痛の治療についてでした。
では、また次回の腰痛情報でお会いしましょう!
腰痛に効く温泉というのは全国各地にあります。
北は北海道、南は沖縄まで幅広くいろんな温泉があります。
仕事の疲れや、普段の疲れをとるのに温泉旅行なんて最高だと思います。
日本は世界に知れた温泉大国です。
各地の温泉歩きをしてみるのも楽しいと思います。
温泉は、体の疲れもとってくれますが、
普段とは違う観光地で観光をしながらの入浴は、
心もリフレッシュされると思います。
温泉に行く前に、その温泉の効能、泉質などのことを調べておくといいと思います。
どのような効能があるのか知っておけば、自分の体にちゃんと効くかは大切なことです。
でも腰痛に効く温泉って言うのはたくさんありすぎてどこに行こうか迷ったりしませんか。
それに本当に温泉が腰痛に効くのか気になると思います。
そもそもなぜ温泉は体にいいのでしょうか。
温泉は、体をひたすことで、毛穴を開いたり、
皮脂腺や感染を入浴によって広げ、老廃物を外に出していきます。
体にたまった老廃物を出すことは体内を清浄化しています。
そして、体を温めることがとても重要です。
血流がよくなって、皮膚の栄養状態もよくなるのです。
腰を暖めることでもちろん、腰痛にも温泉は効きます。
温泉ももちろん、腰痛に効きますが、
自宅ではいる普通の入浴だって腰痛には効果があります。
温泉の温熱効果が、腰痛にはとても効くのです。
普段より少しゆっくりと入浴してみてはどうでしょうか。
腰痛に効くとして人気の温泉地は、
神奈川県の箱根温泉、群馬県の草津温泉と伊香保温泉、大分県の別府温泉、
兵庫県の有馬温泉などが有名です。
この他にも、まだまだ全国各地に有名な温泉があります。
また、最近では市街地でも設備の整った温泉施設があるので、
会社帰りや学校帰りでも気軽に行くことができるようになりました。
腰痛体操としてのストレッチ
ここでは腰痛への対策として、腰痛体操の方法を紹介したいと思います。
ここで紹介する腰痛体操は、体操というよりはストレッチに近い、体力的な負担の少ないものです。
ちょっとした時間を利用してのリフレッシュにも最適な腰痛体操ですので、仕事の合間などにぜひ試してみてください。
●ストレッチ その1
腰と背中を伸ばす体操です。
1 椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして足を肩幅に開く。
2 息を深く吸い込む。
3 ゆっくりと息を吐きながら、頭が両足の間に入るくらいまで上半身を前に倒す。
4そのままの姿勢で3つ数え、上半身をゆっくりと起す。
●ストレッチ その2
腰、上半身の前面、背中を伸ばす体操です。
1 椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばす。
2 腕は自然にわきに下ろしたまま、ゆっくりと息を吸いながら上体を後ろに反らす。
3 息を止めて3つ数え、ゆっくりと息を吐きながら上体を起す。
●ストレッチ その3
腰、太ももの裏側を伸ばす体操です。
1 椅子に深く腰掛ける。
2 右膝を両手で抱え、胸に付くくらいまで引き上げる。
3 3つ数え、膝を下ろす。
4 左足も同様に行う。
●ストレッチ その4
背中側の腰の筋肉を伸ばす体操です。
1 仰向けになり、頭の後ろで両手を組む。
2 右ひざを立て、下半身をゆっくりと左側に捻る。
3 右膝を床につけるような気持ちで、腰の筋肉が伸びているのを感じたら数秒間キープする。
4 下半身をゆっくりと元に戻し、右ひざを伸ばす。
5 左足も同様に行う。
●ストレッチ その5
背中の筋肉を伸ばす体操です。
1 仰向けになり、お腹に力を入れて両手で両膝を抱え込む。
2 そのまま1分間キープする。
3 ゆっくりと息を吐きながら膝を伸ばす。
腰の痛みって辛いものですよね(汗)
寝ていても激しい痛みがあることがあり、普通に生活するだけでもやり辛いです。
あまりに激しい腰の痛みだと、じっとしているだけでも苦痛に思います。
立って歩くなんてもっての他です。
腰の痛みを感じたら真っ先に治療を考える方が多いですが、まずは自分にあった解消方法を考える必要があります。
自分に合わない解消方法では、逆に悪化させてしまうこともあります。
無理な運動やストレッチは特に要注意です。
運動不足などで腰の痛みを感じることがあるのは確かですが、疲労や無理などが関係することも確かです。
まして腰の痛みを感じているのに、自分に無理がある運動やストレッチをしては、さらに負担をかけているということになります。
解消したいのに悪化させては、なにも意味がありませんからね(汗)
運動をする際には激しいものは避けて、ストレッチも無理がある体勢を維持しないように気をつけましょう。
腰の痛みが強くなったなら、すぐにその解消方法をやめてください。
悪化してしまった場合は、病院へ行くこともお勧めします。
もしかすると悪い病気が影響しているかもしれませんので……。
腰の痛みを解消したいなら、自分に合った方法を探すことが最も大切です。
運動をすることで解消できる方もいれば、マッサージなどで腰の痛みが引く方もいます。
病院などに通院することが一番確実な方法ですが、軽いものなら自分でも十分治すことが可能です。
ぎっくり腰などはクセになることがあるので、日常生活での対策も大切です。
自分に合った解消方法と、対策方法を見つけておけば、腰の痛みを感じてもすぐに治していけます。
一度腰痛の原因と対策などを調べて、自分なりの方法を探していきましょう。
妊娠中の腰痛対策とは?
妊娠中に腰痛の症状が出る妊婦さんは大変多くなっています。
これは出産の際に赤ちゃんが通りやすいよう産道を確保するために「リラキシン」というホルモンが大量に分泌されるために起こると考えられています。
リラキシンには関節や靱帯を緩める働きがあり、妊娠と同時に体は出産に向けて準備を始めます。
関節や靱帯が緩むとお腹を支える筋肉の負担が大きくなり、腰痛を起こしやすくなるというわけです。
それでなくても、ドンドン大きくなってそれも前に前にと突き出していくお腹のために、体のバランスはいつもとは全く違ってきます。
人間が四速歩行をしていた時代には、それでもさほど自然に反した展開ではなかったのかもしれませんが、二足歩行で歩く動物にとっては現在の妊娠の過程は極めて不自然なものなのです。
腰痛が起こらないほうが不思議なくらいです。
進化しすぎるというのも困ったものですね。
さて、そうはいっても痛いものは痛いので、それでは一体どうしたらこの腰痛を何とかできるの?? ということですよね。
ズバリ、最善の策があるのです。
それは、「妊娠前に」筋肉を鍛えておくことです!!
「間に合わないよ!!」という声が聞こえてきそうですね。
そうなんです。
妊娠中の腰痛は、妊娠してしまってからではどうにもできないのです。
妊婦さんが筋肉を鍛えることを目的とした激しい運動をするなんて言語道断です。
筋肉を鍛えるどころか、緩んだ関節や靱帯を痛めてしまうことも考えられます。
ですので、もし妊娠中に腰痛になってしまったら、騙し騙し出産まで漕ぎつけるしかありません。
「妊娠前」が大切なのです。
腰痛対策のためにも、また健康のためにも、妊娠していない状態でしっかりと体を動かして、腰痛に負けない体を作りましょう。
妊娠の時に腰痛になったら?
妊娠中、及び産後に腰痛になる方が多いようです。
無理もありませんよね。
妊娠すると、女性の体はびっくりするくらい変化して、大きく前に突き出たお腹を支えるために、それまでとは全く違ったバランスで生活しなければなりません。
何しろ40週の間に体重が10キロ前後も増え、それもお腹ばかりが前に突き出すわけですから、腰に影響が無いわけがありません。
寝ても覚めても10キロのニモツを抱えているなんて、考えてみたら大変な労働なんですよね。
「腰痛によくない動作」として「重い荷物を持つ」が挙げられるくらいですから、妊婦さんが腰痛になるのはむしろ当然のことと言えるかもしれません。
ではどうしたらいいの?
妊娠中の腰痛は仕方ないものとして我慢するしかないの??
そうですね。
妊娠中には腰を支える筋肉を強化するための運動も思うようにはできないし、お腹が大きくなるのを止めることもできません。
妊娠中の腰痛を根本的に解決するのは無理と言うしかないでしょう。
但し、痛みを軽減するためにできることはいくつかあります。
3人の子供を腰痛を経て出産した私が、妊娠中に腰痛の軽減効果を実感できたのは、「抱き枕」です。
お腹が大きくなると、寝ていても腰が辛いんですよね。
寝返り一つ打つのも大変な労働です。
仰向けになんてなろうものなら、15キロのお腹に圧迫されて息が止まりそうになりますよね。
当然横向きで寝ることになりますが、それでもやっぱり寝苦しいんです。
そこで「抱き枕」です。
腕と足で抱きかかえるようにして寝ることで、意外なほど体のバランスが取りやすくなり、しっかりと熟睡できます。
体への負担が軽減されることで、目覚めた時の腰のだるさがかなり軽くなりますよ!
生理で腰痛はつらいけど…
生理中に腰痛になるという人がいます。
これは「月経困難症」と呼ばれる症状の一つで、生理が始まると服薬や治療を必要とするほど強い腰痛・下腹部痛などが起こります。
ひどいケースでは下半身が痙攣を起したり、重い腰痛が背中まで広がることもあります。
生理が終わると症状も治まりますが、毎月のことですので、そのストレスは大変なものです。
十代に見られる月経困難症は、体の機能が成熟していないことが原因であると考えられています。
思春期によく見られ、体が成熟するにつれて症状も改善します。
但し、子宮や内臓、骨盤などに痛みの原因がある場合には、月経困難症は深刻な病気となります。
痛みも強くなり、鎮痛剤が効かないほどの腰痛を経験することもあります。
こういった場合には、子宮筋腫、子宮内膜症といった病気が隠れている可能性もあり、症状は年々悪化します。
放っておいて治るものではないので、異変を感じたら早い段階で婦人科を受診しましょう
生理中の腰痛には、様々な原因があり、症状が軽いからといって素人判断で放っておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあります。
生理は女性が子供を儲けるための大切なシステムですから、これに異変があるというのは大変なことです。
我慢できないほどの痛みではないからといって、重い生理痛や腰痛があっても鎮痛剤を飲んでやり過ごしてしまう、という生活を続けていると、不妊症や重大な病気に繋がってしまうこともありますので、少しでも不安のある方は速やかに婦人科を受診するようにしてください。
特に生理時の下腹部痛や腰痛が年々ひどくなる、と言う場合には、内臓の病気が疑われるケースが多いので、早めに医療機関を受診しましょう。
産後直後の腰痛に関して
妊娠中だけでなく、産後にも腰痛になる方が多いようです。
妊娠中に起きた腰痛が産後も治らない方もいれば、妊娠中には無かった腰痛が産後に起こったという方もいます。
産後に起こる腰痛の原因には、「仙腸関節」に関するものが考えられます。
仙腸関節は骨盤の後方、左右にあり、靱帯で支えられています。
この靱帯が、出産の際の産道を確保するため、妊娠と出産の過程でゆるくなり、その影響で腰痛を起すのです。
また、産後の腰痛には「育児」も大きく関わっています。
赤ちゃんというのは、生まれたてでも3キロ前後の重さがあります。
それまで日常的に重いものを持つような経験の無かった方が、いきなり3キロの赤ちゃんを取り回さなければならないのですから、これは大変です。
3キロくらいたいしたことは無いように思いますが、いざやってみるとその重さにびっくりするものです。
赤ちゃんを長時間抱っこして、おっぱいをあげたり寝かしつけたりしているうちに、腕の感覚が無くなってしまった、ということも多いでしょう。
本来産後6週間から8週間ほどは、産褥器といって筋力や体力を回復させる期間で、できる限りゆっくりと過ごす必要があります。
しかし育児は待ってはくれないので、赤ちゃんが泣いていれば十分に体が回復していなくても世話をしなくてはなりません。
やむを得ないことですが、その負担が腰痛の原因となってしまいます。
これを防止するには、まず妊娠前に日常的に筋力を強化したり、体力をつけておくことが大切です。
しかしそれでも腰痛になってしまった場合には、「骨盤ベルト」を使用するという手もあります。
出産で緩んだ骨盤のサポートにもなりますので、試してみるというのもお勧めです。
左側の腰痛治療について
膵臓に関係した病気が原因で、左の背中や腰にだけ痛みが出るケースがあります。
単なる腰痛だと思っていたら内蔵の疾患が隠れていた、ということはよくあるので、違和感を感じた場合には専門医を受診した方が良いでしょう。
ここでは、背中や腰の左側に痛みを起す膵臓の病気を紹介したいと思います。
●慢性膵炎
長期間に渡って徐々に進行する病気で、自覚症状の無いまま膵臓が炎症を繰り返し、組織の繊維化・石灰化を起します。
膵臓の正常な細胞を破壊し、回復不可能なダメージを与える深刻な病気です。
症状としては、左側の背痛、腰痛の他に、繰り返し起こる腹部の鈍痛などがあります。
原因にはアルコールの大量摂取が挙げられます。
大量のアルコールを摂取すると、アルコールで膵臓の細胞が破壊されます。
また、膵液の性質が変化して蛋白の粘性が高くなり、膵液の流れが悪くなります。
アルコールを大量に摂取する方で、左側に背痛や腰痛のある方は、早急に医療機関を受診されるようお勧めします。
●膵臓ガン
膵臓にできる悪性腫瘍です。
原因には、肉食、喫煙、排気ガス、化学物質などが挙げられていますが、統計学的に関係が明らかにされているわけではなく、はっきりとした原因は分かっていないというのが実情です。
但し、慢性膵炎や糖尿病の持病があると罹患率が増すという指摘がありますので、これらの持病のある方は注意が必要です。
初期症状がほとんど無いため発見が遅れ、見つかった時にはすでに進行していることの多い危険な病気ですが、特徴的な症状として左側の背痛や腰痛、腹痛、黄疸、食欲不振や体重の減少、だるさ、吐き気などが挙げられます。
もしこのような症状がみられたら、直ちに医療機関を受診することをお勧めします。
腰痛体操のやり方いろいろ
ここで、椅子に座ったままできる、簡単な腰痛体操のやり方をいくつか紹介したいと思います。
この体操は椅子に座った姿勢で、3分程度でできるので、ちょっとした仕事の合間を利用することもでき、日常的な腰痛対策に最適といえます。
腰痛体操のやり方をマスターして、腰痛対策、またリフレッシュにぜひ役立ててみてください。
●腰痛体操 その1
1 椅子に浅く腰掛け、右の膝を伸ばす。
2 伸ばした足に両手を添わせ、ゆっくりと上体を前に倒す。
太ももの裏に痛みを感じる直前まで倒し、そのまま30秒キープする。
3 左の足も同様にストレッチする。
●腰痛体操 その2
1 椅子に浅く腰掛け、片方の膝に反対の足のかかとを乗せる。
2 床についているほうの足の膝を両手でつかみ、上体をゆっくりと前に倒す。
3 お尻周辺の筋が伸びていることを感じたら、そのまま30秒キープする。
4 反対側も同様にストレッチする。
●腰痛体操 その3
1 椅子に座り、両足を肩幅より少し狭いくらいに広げる。
2 左手を右足の外側にあて、引き寄せるようにして上体を右にひねる。
3 腰周りが伸びているように感じたら、そのまま30秒キープする。
4 反対側も同様にストレッチする。
※どの体操も痛みを感じたら無理をせず、できる範囲でストレッチしてください。
やりすぎると、筋肉や関節を痛めてしまうことがあります。
3種類の体操を紹介しましたが、どのやり方も短時間ででき、ストレッチが中心なので体力もさほど必要ないため、日常的に続けやすいタイプのものです。
日頃の運動不足解消と腰痛予防・対策に、ぜひ試してみてください。